今日は昨日に引き続き、メイド喫茶のお話し。
僕は大阪に住んでました。
大阪にメイド喫茶が進出してきたのは、1年半ほど前なはず。
それまでは東京都秋葉原にしか、メイド喫茶って無かったのです。
だからそれまではすっごくメイド喫茶に憧れてたんですよ。
で、大阪にもメイド喫茶ができました。
喜んで行きましたとも。ええ。
感激しましたとも。ええ。
なじみのメイド喫茶やメイドさんも出来て、大喜びでしたとも。ええ。
でも心のどこかでこう思ってました。
「アキバのメイド喫茶は、きっとこんなもんじゃない」
と。
大阪には無いものすごい感動が、きっとあるに違いない。
なんせアキバなんだから。
オタクの聖地なんだから。
メイドの聖地なんだから。
きっとこう、言葉に出来ない、凄さがあるんだよ。
そう思ってました。
全然そんなことなかった。
はっきり言います。
メイド喫茶は、大阪日本橋が最高です。
大阪のメイド喫茶はですね、メイドさんとの語らいがあるのです。
「今日はカツカレーじゃないんですね!」
とか、そういうのがあるんです。
しかしアキバには、そういうのが無かった。
アキバのメイド喫茶って、メイドとのふれあいがありません。
メイドが注文聞いて、コーヒー持ってくるだけ。
いや、確かに当たり前といえば当たり前なんです。
でもそれだけじゃ、面白く無いじゃん。
少なくとも、大阪でメイドと楽しく過ごしてきた僕には面白くないのよ。
きっとアキバって、オタクが多すぎるんです。
オタクが多いから、みんなある程度オタク友達がいる。
だからアキバのメイド喫茶って、あくまでも「オタクの集い場」なんです。
でも大阪はそーでもないんです。きっと。
オタクは孤独なんです。ある程度。
だからオタクは、ひっそりとメイド喫茶に足を運ぶ。
そしてメイドに癒しを求めるのです。
だからメイドさんは、オタクとしゃべったり、仲良くなったりするのが大切なお仕事なのです。
どーよこの解析力。
アキバにはメイド喫茶が腐るほどあります。
犬も歩けばメイド喫茶です。
でもだからこそ、オタクがメイドにすがりついて癒しを求めるような、そういう必死さが足りないのかもしれない。
でもアキバにだって、メイドさんと楽しく会話するメイド喫茶があるかもしれない。
そして今週土曜日も、僕たちはそんなユートピアを探し続けます。
ああ、大阪に帰りたい。