今週は平日はずっと出張です。
ホテル帰ってから時間ありそうだから、スパロボしよう!って思って、家から出張先にわざわざPS2を持ってきたのですが、肝心のソフトを忘れた。
泣きたくなった。
そんな話はおいといて、いよいよ退職&お引越しが来週末に迫ってまいりました。
会社の人にもだいぶ広まってきて、いろんな人にバレてきました。
それでこの前上司に誘われて、サシで飲みに行きました。
そこでその人に、こう言われました。
「シンジ君は、生きたいように生きてるよね。羨ましいよ」
確かに、傍から見てたらそう思うよね。
前の会社がイヤで、会社を辞めて。
彼女が引っ越すからといって、一緒に関東に引っ越して。
ハケンで働いていたけど、幸運にも社員に採用されて。
結婚して、超ラブラブで。
で、「大阪帰りたい!」っていうザツな理由で、とっとと転職してしまう。
まぁ周りからしたら、「アイツは勝手にやってて良いよなぁ」と思われると思います。
その人も別にイヤミ言いたかったわけじゃないのはわかってるけど、そんな僕の自由な生き方に、「勝手」「無責任」と感じてしまうところもあると思う。
真剣に仕事をしてる人であれば、それも致し方ないと思う。
でも僕からすれば、そういうつもりではないのだ。
苦しいことだって、これまでにそれはもうたくさんあったのだ。
子供の頃から勉強して、いろんなこと我慢しながら生きていた。
「大人になったら、自分の好きなように生きられる」
「大人になったら、誰にも束縛されずに生きられる」
そう信じて、頑張って大人になった。
でも大人になって働き出しても、苦しいことがすごくたくさん増えた。
楽しいこともあったけど、苦しいことのほうが全然多かった。
僕の「幸せ」は、好きなゲーム買ったり、休日にマンガ喫茶行くくらいなもの。
で、平日は朝から深夜まで、神経と肉体を削りながら働いていた。
何の希望も目標も無く、定年までの年月を数える日々。
俺の人生なんてこんなもんかと、半ば諦め気味の毎日。
花を見ても、美しいと思わず。
夜空を見上げても、星が目に入らない。
本当にそんな日々だった。
ただ、ギャルゲーが、二次元が僕を癒してくれた。
でももういい加減我慢できなくなって。
このままのたれ死んでもいいから、会社を辞めて人生やり直そうと心に決めた。
今思い返せば、僕の人生はそこから始まった。
そこまでの人生は、「ただ生きていた」だけ。
もちろん遊んだり、笑ったり、人間らしい生き方に見えるけど、それは『他人から与えてもらった休憩時間』で遊んでいるだけ。
そのつかの間の喜びで、苦しみをごまかしてるだけ。
生き方を変えるのもめんどくさいから、そのままにしているだけ。
それは、「頑張ってる」とは言わないよね。
僕は「苦しんでる」けど、「頑張って」はいなかった。
で、何をどうしたら良いのかわかんないけど、とにかく人生をもう一度やり直すことに決めた。
そして「自分が何をしたいか」「自分は何ならできるか」「何ならできないか」「何なら我慢できるか」ということを考えて、それに合うように転職した。
そして同じようなプロセスで、今回も転職する。
仕事と生活を考えて、すごくイヤな部分があって、やりたいと思うことがあって、ガマンしようかなぁと思ったけど、それは「自分で勝手に苦しんでる」だけで、全然自分から頑張ってないじゃないか!って思った。
だから自分の人生をもう一度グイッと方向修正してみた。
「イヤなことがある」「やりたいことがある」「だから転職する」
こんな僕を、「子供だ」「ワガママだ」とみんな思うだろう。
僕だって、そう思う。
でもそう思われても言われても、僕は全力全身で、ワガママに生きたい。
だって僕は、それこそが「生きる」ということだからだと思っているからだ。
それはすごく気合やエネルギーが必要なことなんだけど、すごくやりがいがある。
自分の意思で生きてるって、感じる。
僕は別に、高給取りでも社会的地位が高いわけでもない。
イケメンでも無いし、運動できないし、ヒゲは濃いし目は一重だしハラは出てるし肩こりだしフケてるし、全然カッコいい人間じゃない。
でも僕は、「僕の人生は、僕が決めた人生だ」と自信を持って言える。
仕事も生活も、すべてを含めて。
そう言える自分は、すごく幸せだと思う。
そう思えることが、とてもありがたいなぁと思う毎日です。