最近、ゲーセンの「Answer×Answer」っていうクイズゲームにハマってます。
略してアンアン。
ゲーセンでやるネットワーク対戦型クイズゲームなんだけど、同じジャンルのゲームで、「クイズマジックアカデミー(略してQMA)」っていうのが前からありました。
これは全員に同時に同じクイズが出題されて、正解数の多い人が勝ち抜いていくゲームです。
でもこの「Answer×Answer」はQMAと違って、相手と1対1で勝負する形式なんです。
クイズが出題されて、早押しとかで一問一問、相手と勝負するクイズ。
「何が違うの?」とお思いの方に説明しましょう。
この形式だと、出題されたクイズのポイントの奪い合いになります。
先に正解した方にのみポイントが与えられ、そうでない方にはポイントが与えられない。
すると単なる「その解答を知ってるか知らないか」だけでなく、「読み」とか「反射神経」とか、心理的なことも重要になります。
いくら知ってても、「わかった!」ってなるのが遅かったら、点数にならない。
逆に誰でもわかるような簡単な問題であっても、早押し勝負だから、どっちが早く解答したかが勝負になる。
熱いんです。戦いなんです。
前はQMAをずっとやってたんだけど、不満が結構あったんです。
QMAって、すごく問題数多いんですけど、それでもやりこんでいくといわゆる「前に出題された問題」が出てくるんです。
だから、やりこみプレイヤーはそれをメモして、家帰って答え調べて、次に備えるんです。
で、本来ならば「絶対誰もわからないような難しい問題」であっても、「前にやってメモして調べたから」という理由で、その人は正解し、勝利するようになる。
同じ理由で、「自分しか知らないような超マニアック問題」であっても、常連さんは正解するんです。
それってつまんなくないですか?
それは「答え見たから知ってる」っていうだけで、本来のクイズの姿ではないと思う。
で、まだあります。
QMAは「タイピングの早さ」も重要な要素になります。
回答する際、ゲーム画面のタッチパネルに表示されるキーボードに文字入力することがあるんだけど、このスピードが勝負の決め手になることが多い。
なぜならQMAは、答えるまでの時間がポイントになるから。
つまり、早く回答するほうがポイントが高くなり、勝利する。
だからタイピング早い人有利になる。
回答時間がポイントになること自体には不服はないんです。
でも、結果として、タイピングする速度がポイントになってしまいます。
それって、おかしくないですか?
だって、クイズゲームなんですよ?
これはタイピングゲームじゃないんですよ?
そしてもうひとつは、「簡単な問題に価値がない」ということです。
QMAでは、簡単な問題が出題されたら、当然全員が正解します。
すると、全員ほとんど同じポイント。
そんな問題はやってもやらなくても同じ。意味がない。
「ラスト1問、ここで勝てば逆転!」というところであっても、最後が簡単な問題だったら、もうガッカリですよ。
だって、絶対相手も正解するもん。
ゲンナリしながら回答するクイズって、つまらないです。
まぁそういう理由で、僕はQMAをやめていたんです。
でも「Answer×Answer」は、そういう欠点が無いんです!
「前に出題された問題」は時折発生するんですが、QMAほどは発生しない。
なぜなら「Answer×Answer」は1ゲームで出題される問題がさほど無いので、そういう意味で問題のカブりが少ないのです。
まぁどうしても、たまに発生はしてしまいますけど。
そして、「タイピング勝負」にもならない。
なぜなら早押しボタンを押して解答権をゲットしてからタイピングする形式だから、タイピング自体の速度はクイズの勝負に無関係なのです。
そしてたとえ簡単な問題であっても、価値があります。
なぜならその問題を答えられるのは、一人だけだから。
集中力を研ぎ澄ませ、時には問題を先読みし、イチかバチか早押しボタンを叩き押す。
ここに、勝負が、闘いがあるのです!
そういうわけで、夫婦一緒に「Answer×Answer」楽しんでます。
同じようにQMAに不満感じてる方、クイズゲームをやってみたい方、ぜひプレイしてみてください。